徹底図解 IoTビジネスがよくわかる本

IoTの事例や仕組みを理解した上で、新しいビジネスモデルの構築のための共通言語づくりや、会議や議論、実践の中で使えるイメージの獲得に役立つ情報を提供する本です。
細井和宏/池田義幸/佐々木哲也/黒木昭博/菊本徹/小田和樹 著

産業界で現在注目を浴びているIoTに関して、「どのようにしてビジネスを行うか」をテーマに取り上げます。
このテーマのもとで、

・技術
・最新キーワード
・現場事例
・ビジネスの手法

の4方向から、イラストを通して解説します。
IoTの事例や仕組みを理解した上で、新しいビジネスモデルの構築のための共通言語づくりや、会議や議論、実践の中で使えるイメージの獲得に役立つ情報を提供する本です。

●「はじめに」から抜粋
最近急速に目にする機会が増えた、「IoT:Internet of Things」。さまざまなモノがインターネットにつながり、生活やビジネスへのかかわりも増えてきていることは感じているものの、どう対峙してよいものか、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
会社でIoTへ取り組む方針があるが、何からはじめてよいかわからない。ビジネスへ活用できそうだが、本当に効果があるのか。エンジニアとしてシステム開発にかかわってきたが、これまでのIT導入とどう違うのか。など、頻繁に耳にします。
本書の筆者たちは、ビジネスやIT分野のコンサルタントとして、ここ数年、経営者や企画部門、現場で悩んでいる方々の生の声に触れ、ともに考え、実践し、学んできました。本書は、基礎的な知見と、実践から整理したノウハウ、ポイントをまとめたものです。IoTを理解するとともに、ビジネスへつなげるために、何から、どうはじめればよいかを解説しています。

●著者紹介
◎細井和宏(ほそい かずひろ)
1958年生まれ。1983年京都大学工学部数理工学研究科卒業後、富士通入社。電力および製造業のSEとして業務システム開発に従事。2006年より富士通総研で民需の顧客を中心に業務プロセス改革やグローバルERP戦略策定など、ビジネスコンサルティングに従事。昨今では、事業継続プラン策定、セキュリティレジリエンスといったテーマで顧客の経営課題解決を手掛けている。

◎池田義幸(いけだ よしゆき)
1966年生まれ。1989年慶應義塾大学商学部卒業後、富士通入社。1998年慶應義塾大学大学院経営管理研究科(MBA)修了。経営企画部門などを経て、富士通総研にて経営管理、事業企画などのビジネスコンサルティングに従事。

◎佐々木哲也(ささき てつや)
1980年生まれ。2003年法政大学社会学部卒業後、富士通総研入社。メーカーや通信業におけるビジネスモデルデザイン、イノベーション推進組織開発などを担当。昨今では産官学民が連携によるセクターを越えた共創プロジェクトのプロデュースなどを手掛ける。著書『0から1をつくる まだないビジネスモデルの描き方』(日経BP社刊、共著)

◎黒木昭博(くろき あきひろ)
1983年生まれ。上智大学大学院経済学研究科経営学専攻修了。2008年、富士通総研入社。おもにIT中期計画やテクノロジーを使った新規サービス開発のコンサルティングを手掛ける。著書『0から1をつくる まだないビジネスモデルの描き方』(日経BP社刊、共著)

◎菊本徹(きくもと とおる)
1970年生まれ。化学メーカー勤務後、独立系コンサルティングファームにてERP導入などにかかわる業務プロセス改革を実施。2008年から富士通総研に入社し、大手製造業を中心としたワークスタイル変革の企画や実行、定着化支援、ナレッジ活用などのコンサルティングに従事。

◎小田和樹(おだ かずき)
1987年生まれ。東京理科大学大学院理工学研究科情報科学専攻修了。2012年、富士通総研入社。大手製造業、エネルギー、大手ディベロッパーなどさまざまな業種の顧客のワークスタイル変革、移転プロジェクトを支援。とくに、コミュニケーション基盤、文書管理、ファシリティICT活用など変革を実現するための施策実行支援を中心としたコンサルティングに従事。

●目次
< 第1部 【基礎編】 >
■第1章 IoTとはなにか? ~日常を書き換えはじめている事例で理解~ (20頁)
●1-0 この章で解説すること
●1-1 事例その1 家の中
●1-2 事例その2 家の外
●1-3 事例その3 職場
●1-4 事例その4 職場
●1-5 事例その5 エンターテインメント
●1-6 事例その6 ヘルスケア
●1-7 事例その7 購買
●1-8 事例その8 農業・漁業
●1-9 事例その9 家の中

■第2章 IoTを支える技術(40頁)
●2-0 この章で解説すること
●2-1 なぜ日本でIoTが求められるのか?
●2-2 統計でみる日本のIoT市場
●2-3 シリコンバレーの動向
●2-4 Indsutrie4.0
●2-5 IoTを支える12の技術キーワード① ~ハードウェア・デバイス~
●2-6 IoTを支える12の技術キーワード② ~チップ~
●2-7 IoTを支える12の技術キーワード③ ~ネットワーク~
●2-8 IoTを支える12の技術キーワード④ ~バッテリー・電力~
●2-9 IoTを支える12の技術キーワード⑤ ~クラウドコンピューティング~
●2-10 IoTを支える12の技術キーワード⑥ ~データ解析~
●2-11 IoTを支える12の技術キーワード⑦ ~スマートデバイス/スマートフォン~
●2-12 IoTを支える12の技術キーワード⑧ ~VR/AR/MR~
●2-13 IoTを支える12の技術キーワード⑨ ~ウェアラブル~
●2-14 IoTを支える12の技術キーワード⑩ ~ドローン、ロボティクス~
●2-15 IoTを支える12の技術キーワード⑪ ~人工知能(AI)~
●2-16 IoTを支える12の技術キーワード⑫ ~深層学習、機械学習~

■第3章 IoTビジネスを実現する技術・サービス活用術 ~小さく産んで大きく育てる~(40頁)
●3-0 この章で解説すること
●3-1 「ありもの」の活用からはじめられるIoT
●3-2 簡易コンピューティングキットの活用
●3-3 シングルボードコンピュータの活用
●3-4 メイカームーブメントの活用
●3-5 NUIデバイスの活用
●3-6 ハッカーフレンドリーな製品の活用
●3-7 クラウドコンピューティングの活用
●3-8 IoTプラットフォームの活用
●3-9 オープンソースの活用
●3-10 簡単に扱えるデータ解析の活用
●3-11 オープンデータの活用
●3-12 ネットワーク提供企業の活用
●3-13 クラウドソーシングの活用
●3-14 EMSの活用

< 第2部 【実践編】 >
■第4章 IoTビジネスのための12のポイント(30頁)
●4-0 この章で解説すること
●4-1 IoTに群がる企業活動から今日の傾向を掴む
●4-2 IoT化の背景のポイント ~効率化・合理化の限界~
●4-3 新規事業をIoT化するための着眼点
●4-4 まずは「課題の発見」から持つこと
●4-5 「ストーリー」をつくる
●4-6 ビジネスを機械と機械ではなく「人と人」をつなぐ視点で捉える
●4-7 人々の価値観を変えるIoTが成功のポイント
●4-8 スタートアップの際のポイント ~新しい価値観を試す~
●4-9 人を巻き込むためのポイント
●4-10 企業のIoT化に必要な人材のポイント
●4-11 組織内でのストーリーを作るためのポイント
●4-12 企業から社会システムにIoTをスケールさせるヒント

■第5章 成功を導く5つのステップ(20頁)
●5-0 この章で解説すること
●5-1 まずはできることからはじめよう
●5-2 スタートアップを成功させるキーポイント
●5-3 ビジネスのために重要な5つのステップ
●5-4 Stepその1:暗黙の要望を発見する
●5-5 Stepその2:未来の「開いた世界」をビジョンとして描く
●5-6 Stepその3:自分たちが「解決したい問題」の本質をとらえる
●5-7 Stepその4:アイデアを「かたち」にする
●5-8 Stepその5:人を動かす環境を作る
●5-9 5つのステップをよりうまく進めるには?
●5-10 スケールさせるためのヒント

< 第3部 【応用編】 >
■第6章 IoTビジネスをスケールさせるには?(20頁)
●6-0 この章で解説すること
●6-1 活用できる方法論
●6-2 有用なツールを活用する
●6-3 スタートアップ・ベンチャー関連の取り組み
●6-4 大企業の取り組み事例
●6-5 これだけは見ておきたい展示会・情報源
●6-6 成功事例から学ぶ、4つのポイント
●6-7 マネジメント層のための知っておくべき課題
●6-8 IoTの課題(推進面)
●6-9 IoTでの課題(マクロ面)
●6-10 IoT教育の今

■終章 IoTの未来(10頁)
● IoTによる新技術
● 変化に柔軟な企業だけが生き残る
● IoTが後世に残せるもの
● IoTからその先へ